音楽が聞こえてくる。
音楽が聴こえるほうへ。
そこには、色鮮やかな衣装をみにまとった人々が勢いよく回り、飛び跳ね、体を大きく動かし踊っていた。
何かのフィエスタ(祭り)らしい。
踊る人々の顔には大粒の汗、そして満面の笑み。
人々は何故踊るのか?
喜びも、悲しみも、嬉しさも、怒りも、感謝も、全ての感情を。
表現するカタチを。
共有するココロを。
言葉なんていらないコミュニケーションを。
ずっとずっと昔からある行為。
「踊る」こと。
どこに行っても、どんな肌の色でも、みな踊る。
けっして、失われないもの。
踊る事で救われた人々。
踊る事で見つけた人々。
踊る事で幸せになった人々。
「踊る」行為は、人々のココロを満たす。
踊る人々を見て、彼らのキラキラ光る瞳と笑顔に、満たされる。
さぁ、踊りましょう。
ココロを満たしましょう。
音楽を、リズムを。
さぁ、踊りましょう。